2005年 02月 12日

それが鷹の大道

まだまだ選手名鑑ネタ、引っ張らせて頂きますよ(笑)

ご存知の方も多いでしょうが、選手名鑑はどの出版社から発売されるものでも、
選手の名前のところに次のような印が付いています。

 新入団選手は、○印
 移籍の選手は、△印
 復帰の選手は、□印

で、今年の選手名鑑を見て思う事ですが、
新規参入球団・楽天イーグルスのページをめくると、
ほとんどの選手の名前のところに△印が付いています。

これは各選手が、前所属球団であるオリックスまたは大阪近鉄からの移籍という事になるので、
当然といえば当然の事なのですが…
しかし、私も毎年選手名鑑を買い続けて20年くらいになりますが、
こんな△印だらけの選手名鑑なんて見た事ありません。
こういう事からも、新規参入という事が、いかに今までなかった事だったかというのがわかります。

b0040114_12491013.jpgデータの「経歴」のところも、
みんな「オリックス-楽天」または「近鉄-楽天」と書いてあります。
もっとも、岩隈久志については当初プロテクトに入った為、
一度オリックスに移籍した事になっているので、
左の写真の通り「近鉄-オリックス-楽天」となっていますが。


またこれも当然の事ですが、
各球団の選手の顔ぶれは、新入団や移籍の選手だけ覚えればよかったものが、
イーグルスについては、全員イチから覚えないといけません。
こんな経験は、子供の時にプロ野球を見始めた時以来です。

となれば、当然オリックス・バファローズのページでも、
近鉄からの移籍選手のところには△印がついているわけですが、
これが見てみると、意外と少ない印象を受けます。
投手は、バーンとパウエルの両外国人を含めて13名、
捕手も的山ほか3名とそこそこいるのですが、野手陣が少ないのです。

 内野手:阿部真宏、水口、北川ほか、計6名(ブルーウェーブからの残留は10名)
 外野手:下山、大西、坂口ほか、計5名(ブルーウェーブからの残留は7名)

まあこれは、ブルーウェーブの入団2年目以内の選手は無条件にプロテクトされましたし、
近鉄からは投手を比較的多く獲ったようなので、必然的にこうなったのでしょうけどね。
楽天の、特に野手陣の顔ぶれを見ると「近鉄色が強いなあ」と思ってましたが、
それもそのはずですよねえ。



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さて、新しく変わった球団の話ならば、
我らが福岡ソフトバンクホークスにも触れないわけにはまいりません。

またデータの「経歴」の話になりますが、新入団選手を除いては、
最初に入団したのは「福岡ダイエーホークス」であるわけです。
なので例えば、(昨日の投稿分にも出てますが)川崎の場合だと
「鹿児島工高-ダイエー・ソフトバンク」というように書いてあります。

しかし、ただ一人だけちょっと違う書き方がされている選手がいます。
ホークス生え抜きの中の生え抜き、「男・大道」こと大道典嘉です。

b0040114_12494112.jpg彼がプロ野球の世界に入ったのは1988年、
当時の南海ホークスに入団した時です。
従って「経歴」も左の写真の通り「南海・ダイエー・ソフトバンク
と書いてあります。

現役としてホークスの2度にわたる身売りを経験しているただ一人の選手、
それが大道なのです。
ホークス一筋で今年18年目。
まさに名実ともに「ホークスを知り尽くした男」です。


現在ホークス以外の球団在籍で南海ホークスにいた選手だと、
近鉄→楽天の吉田豊彦(1988年南海入団)がいますが、
いずれにしろ、南海ホークスのユニホームに袖を通した現役選手はこの二人だけ。
こうなると、もはやこの二人がいつまで現役を続けるかという事は、
特別天然記念物、トキやイリオモテヤマネコの話に相通じるものがあります(笑)

↑2/13追記
実はここが思いっきり間違っています。
コメントにもありますが、
南海にいた選手はもう一人、西山秀二がいます。(1986年南海入団-広島-巨人)
申し訳ございませんでした。


いや、そんな事言ってる場合ではありません。
それほどまでにホークス一筋にやってきた大道ですから、
根強いファンも多いのでしょう。

おそらく福岡でもそうだと思いますが、
大阪ドームでのホークス戦で「ピンチヒッター・大道」がアナウンスされると、
スタンドが明らかに他の選手の時とは違った、異常な盛り上がり方を見せるのです。
南海からのファンが多いという土地柄もあるのでしょうね。

大型補強で一軍枠の競争が激しくなった今年のホークス。
だけど、できるなら代打の枠一人分は、ずっと大道の為にとっておいて欲しいと思います。
(代打だけでなく、指名打者での起用だってありますけど)

昨年は故障がちで出番が少なかった大道。
昨年の大道のたった1本のホームラン、偶然にも生で見ました。
9月4日の大阪ドーム、延長戦での勝ち越し2ラン。
本当に体が震えるような気分でした。(よろしければその日の当ブログをご覧下さい)

まだまだ老けこまないで欲しいです。
大道が打席に立つ時はホークスのチャンスの時が多いので、
関西の球場では大道の応援歌だけでなく、チャンステーマ「♪それが鷹の道」が流れる事も多いのです。
今年はもっと出番が増えて、もっと「♪それが鷹の道」を歌えるように、
そして頼りになるところをどんどん見せて欲しいと思います。

by takanomichi | 2005-02-12 12:58 | Hawks


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