2005年 05月 20日

何かがおかしかった9回表

[5/19のホークス]交流戦 対ジャイアンツ 第3回戦 (ヤフードーム)
  ジャイアンツ 5-4 ホークス 

守備のミスにつけ込まれ勝ち越し許し、3タテならず
最終回、必死の反撃もあと一歩が…
星野、7回わずか3安打の力投も報われず
松中、キング争い単独トップの15号アーチも実らず

試合が終わってからしばらく時間が経ちましたが、どうもまだ気分がスッキリしません。
そりゃ、どういう負け方であれ負けた時はいつだって悔しいものですが…

確かに工藤は素晴らしいピッチングでした。
しかしながら星野も好投を見せ、中盤に両チームとも点を取ったものの、
互いに相譲らず、緊迫したいい試合だったのです。
そう。9回表を除いては…(涙)



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ジャイアンツの先発は、言わずと知れたかつてのホークスのエース・工藤
ユニフォームを変えてヤフードームのマウンドに帰ってきました。

立ち上がりから三者連続三振と、すばらしいピッチング。
今日の工藤はまさに絶好調でした。
3回まではすべて三者凡退で打ち取りました。
しかもサードゴロの城島を除いては全て三振!
絶妙のコントロールを駆使し、変化球も冴え渡り、
3イニングで8三振を奪うという、これ以上は無い様な投球でした。

しかし、打順がひと回りした4回裏。
松中が左中間スタンドへぶち込む15号2ランホームランで先制!
今日、小笠原(ファイターズ)にホームランが出なかったので、
これでホームラン王争い、単独トップに立ちました!

しかし、工藤はその後立ち直り、また三振を奪っていきます。
一方、ホークス先発・星野もスイスイと投げ続け、4回まで無失点。

ところがホークスが先制した直後の5回表。
ノーアウト1塁で、打者・二岡の打球はライトへ。
ライト・出口が打球に追いつくかと思いきや、これが体に当たってしまい
ボールは左中間方向へ。
無情にもボールがグラウンドを転々としていく間に、
1塁ランナーに続いて打った二岡も一気に生還。
なんとランニングホームラン…
何ともアンラッキーな2点を失って、同点に追いつかれてしまいました。

工藤・星野ともに点を取られたものの、その後は崩れる事無く、
2-2のまま試合は進んでいきました。
星野は7回まで投げ切ったところで、マウンドを吉武に譲りました。
許したヒットはわずかに3本。
これだけ上々のピッチングをしていながら、勝ち投手の権利を得られなかったのは
気の毒でしたね。
しかしながら、2点を失った4回を除いては6回まで全て三者凡退という、
ほとんど完璧と言ってもいい工藤の投球の前に、ホークス打線は沈黙。
星野を援護する事ができませんでした。

結局同点のまま9回表。
吉武は1アウトを取ったものの、斉藤にストレートのフォアボール。
ここまで19試合に登板して与四球はわずか5個という吉武にしては、
珍しいフォアボール。

続く打者・二岡の時に斉藤が盗塁を試みましたが、
これはホークスバッテリーが完全に読んでました。
城島がすかさず2塁へ送球。
2塁手前で斉藤はストップし、1・2塁間に挟まれます。
が、ズレータがタッチに行き、アウトと思ったその時です。
斉藤がこのタッチをかいくぐり、1塁に戻ってしまいました。

取れたはずのアウトが取れなくて、吉武は気落ちしたのか。
直後に二岡にヒットを打たれ1・3塁。
そして続く村田にタイムリーを打たれ、勝ち越しを許してしまいました

さらに仁志にもヒットを許して満塁。
投手は神内に代わったものの、一度ついた勢いを止める事はできませんでした。
清水に2点タイムリーを打たれ、痛い追加点…
守備のミスから浮き足立ってしまったのか、
あれよあれよという間に、この回3点を失ってしまいました

その裏、ホークスも必死に反撃。
バティスタ松中でこの試合初めての連打。
そして城島四球で、ノーアウト満塁という最大のチャンス
ここでさっき守備でミスをしたズレータがセンターへ犠牲フライ。
1点を返してなお1アウト1・3塁。
しかし、カブレラの当たりはショートゴロ。
併殺で万事休すと思われましたが、1塁はセーフ。
この間にさらに1点追加で1点差に詰め寄りました

が、怒涛の反撃もここまででした。
最後は宮地がファーストフライに打ち取られゲームセット。
打球がファーストのミットに収まった瞬間、バンザイをした工藤。
憎たらしいほどいい笑顔でした…

昨日はジャイアンツがミスから自滅していった試合でしたが、
今日はホークスにミスが出て自滅といった感じでした。
競った展開ではミスをした方が負けます。
9回表が本当に悔やまれますね。
最後に反撃は見せたものの、それまでの点の取られ方が悪かったですね。

さて昨日は斉藤vs小久保の「師弟」対決が話題を呼びましたが、
今日は城島と、キャッチャーとしての基礎を叩きこんだという工藤との
「師弟対決」が注目されていました。
結果は3打数ノーヒット(1四球)で、師匠の勝ちといったところでしょう。

「ここのマウンドに登ったら、昔のフォームを思い出してスイスイ投げられました」
ヒーローインタビューで工藤はそう語りました。
悔しいけど、今回は役者が違うといったところか。
ホークスの選手も、まだまだこの投手からは学ぶところが多いでしょうね。

惜しくもジャイアンツ相手に3タテはなりませんでした。
そして明日からは、引き続いてヤフードームに、タイガースを迎えます。
これも楽しみな対決なのですが…

実は、セ・リーグでは20年以上もタイガースを応援し続けてきた私
明日からどうしよう…

by takanomichi | 2005-05-20 00:02 | Hawks


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