2006年 12月 10日

大きな代償…

すっかり更新の頻度が落ちた当ブログですが(苦笑)、
このところ、たまに更新した時は、ホークス選手の去就の事ばかり書いています。
時期柄、そういうニュースが多いのは当然なのですが、
それにしても、このオフはホークスについての大きな「人事異動」が立て続けに起こっており、
びっくりさせられてばかりです。

さっきもネットでニュースをチェックしていたら、
夜中である事を忘れて、声を上げて驚いてしまいました。

ソフトバンク小久保の人的補償は吉武

  「ソフトバンクは9日、FAで獲得した小久保裕紀内野手(35)の人的補償として
  吉武真太郎投手(31)を巨人に移籍させると発表した。」

俄かには信じられない話でした。
「なぜ、ジャイアンツは人的補償を求めてきたの?」
「なぜ、吉武がプロテクトされていなかったの?」
私はそんな疑問を抱いたからです。

私は以前から言ってましたが、ホークスは主力層と控え層のレベル差が大きく、
はっきり言って、ジャイアンツが求めるような魅力のある選手は、
人的補償のプロテクト枠(28名)を外れそうな選手の中にはいないだろうと、
思っていました。

百歩譲って、ジャイアンツが人的補償を求めてきたとしても、
その対象になりそうな選手の中に吉武の名前はありませんでした。
(あくまでも私の頭の中では、ですが。)

だって、2年続けて60試合以上に登板して、
本当に中継ぎの柱として頑張ってくれた投手ですから…
本来ならば、中継ぎ陣の中では、真っ先にプロテクトされるべき投手のはずなのです。
それがなぜこんな事に…

誤解の無いよう申し上げておきますが、
私は小久保のホークス復帰については、素直に嬉しいと思っています。
しかし、その代償が吉武放出では…あまりに大きな代償だと思うのです。

例年に比べて打線がふるわなかった今季のホークス。
それでもプレーオフ圏内に踏みとどまったのは、言うまでもなく投手陣の頑張りがあってこそ。
先発陣と並んで、リリーフ陣も本当に頑張ってくれました。
その中で藤岡、柳瀬といったルーキーの台頭もありましたが、
軸となっていたのは、紛れもなく吉武。
得意のカットボールを駆使して、何度もピンチから救ってくれました。

藤岡や柳瀬も頑張りましたが、何といってもプロで1シーズンを終えたばかりの投手。
来季に過剰な期待はかけられません。
だからこそ、中継ぎの中心的存在の吉武は必要だった。
しかしこうなってしまったら、今季低調だった三瀬や倉野の復活が無いと苦しいですね。
故障経験者の篠原や佐藤誠にも無理はさせられないし。
下手すると、中継ぎ陣が一気に弱体化する可能性も考えられます。

小久保・多村の加入で打線は一気に厚みを増したホークスですが、
寺原も吉武もいなくなって、このままでは投手力が弱くなってしまうような気がします。
ルーキーの台頭(大隣、森福など)か、ベテランの復活(倉野、星野など)が、絶対に必要です。
来季キャンプでは投手陣の早急な立て直しを望みたいと思います。

それにしても…巨人さん。
小久保を持って行く時は無償で持っていって、
返す時はしっかり吉武を頂くとは…
なかなかやり手ですね。(もちろん皮肉です)

by takanomichi | 2006-12-10 02:40 | Hawks


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