2004年 10月 25日

投打の中心が見せた粘りと気迫

[日本シリーズ第6戦] 西武 4-2 中日

5回を終わったところで、TBS速報のサイトを見てみたのですが、
山本昌の投球数が83球、松坂が84球。被安打はともに6本。
記録上は似たような内容の投球でしたが、
得点は2-1で中日1点リード。
井上の2本のタイムリーで、中日優位という感じ。

しかし…
このまますんなり終わるはずが無いとは思ってましたが、
5回終了を境目に試合の流れはガラリと変わりました。



それは6回表、和田のバットから始まりました。
2塁打のカブレラを塁に置いた打席。
ツーナッシングと追い込まれてから粘る粘る。
実に4本のファールで粘ります。その間にカウントは2-3に。
そして10球目。見送ればボールの高い球を捕らえ、
レフトスタンドに飛びこむ逆転2ランホームラン!
執念というのか、気迫というのか…
そんな和田の凄みに山本昌が最後は圧されてしまったか。

これだけでは終わりません。
8回表、またも和田の打席。今度は先頭打者として登場。
中日投手・落合を相手にまたも粘りを見せる和田。
今度はカウント0-2から、何と5球連続(!)ファール。
そして今度は右中間スタンドへホームラン!
そこにいた中日ファンの期待を打ち砕くような、重い重い1点を追加しました。
(ホームランボールをスタンドの中日ファンがグラウンドに投げ返してましたね。
 わかるけど…もったいない!(笑))

ここで一発出ればネタになる大きいけどなあ、
なんて私は漠然と思っていましたが、本当に出てビックリ。
ナゴヤドームでの最初の2戦で当たっていたものの、
西武ドームでは当たりが止まっていた感じの和田。
舞台がナゴヤに戻ってまた打棒爆発。
和田が一人で試合の流れを変えてしまいました。

5回から松坂の投球も変わりました。
8回1死まで一人のランナーも許さない快投ぶり!
今日の松坂は力で押して三振を取るという投球ではなく、
(4回まではその片鱗を見せたところもありましたが)
特に5回以降は粘りの投球で打たせて取るピッチング。
球数の多さからしても決して調子は良くなかったと思います。
それでも抑えるのがエース、というところを見せました。
和田とは違う意味で、松坂にも気迫を感じましたね。

松坂、8回裏は2つの四球で2死ながら1・2塁と苦しい状況に。
伊東監督がマウンドに向かいます。もはやこれまでか…。
と思いきや、伊東監督は松坂に声をかけただけ。続投。
「やっぱりこれがエースなんだな」と感じた一瞬でした。
そして松坂は、見事に谷繁をセカンドゴロに打ち取りました!

最後は豊田がマウンドへ。依然2点差という緊迫の場面でしたが、
ゼロで抑えて、ゲームセット。
ライオンズ、逆王手をかけました!
ペナントレースでも、プレーオフでもチームを引っ張り、
はたまたアテネ五輪でも頑張りを見せてくれた
和田と松坂の活躍でものにした1勝は、
ライオンズのムードを盛り上げる事は間違いないでしょう。

明日は本当にどうなるのか…もう全く予想がつきません。
第7戦まで行くのでは、と何となくは思ってましたが、
本当にそうなって、少々慌ててます(笑)

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カタい文体になりましたので、最後は小ネタを少々。

その1
中継で映っていたプラカード。
「井端はいいバッター!」
こんなベタな洒落なのに、今まで気がつかなかった…

その2
リナレスの打席登場時のテーマ曲って…
フェルナンデスと同じじゃないか?

その3
英智の打席登場時テーマ曲のタイトルがわかる方、教えて下さいませんか。
気になって眠れません(笑)
♪このま~ま どこか遠~く 連れて~ くれない~か~
ってやつです。
HONDAの企業CMでも使われていたんじゃなかったかな?

by takanomichi | 2004-10-25 00:23 | プロ野球一般


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