2004年 10月 26日

激闘のシーズン グランドフィナーレ

[日本シリーズ第7戦] 西武 7-2 中日

 西武ライオンズ 12年ぶり9回目の日本一!

一言で表現できないくらいいろんな事が起こり、
一言で表現できないくらい激しい闘いの連続だった、2004年のプロ野球。
西武ライオンズの日本一で幕を閉じました。

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テレビを見始めると、カブレラのホームランが出た後で、
既に5-0で西武がリード。
ただ、第3戦のような事もあるし、まだわからないとも思いました。

しかし、6回にフェルナンデスのタイムリー、
7回に平尾のホームランで、大きな追加点を上げた西武。
一方、中日は毎回のようにランナーを出すものの、
石井貴の快投の前に、どうしても点を取れない。
結局終わってみれば、石井貴、シリーズ2試合13イニングで無失点。
完璧なピッチングを見せました。



7-0。「このまま終わるのかな。何か気が抜けてしまったな」
そう思っていた私を、再びテレビに釘付けにさせたのは、
8回裏開始時のアナウンスでした。「ピッチャー、松坂」

昨日8イニング・134球投げた松坂です。
昨日のお立ち台で「明日も投げます!」なんて言ってましたが、
本気でそれを信じた人がどれだけいるでしょうか。
しかし、確かに松坂はマウンドにいました。
そして、150キロ超のストレートを投げ込んでいきます。

信じられないと思いながら、私の頭は'98年にタイムスリップしてました。
夏の甲子園。横浜高校の松坂が、PL学園戦で延長17回を完投した次の日、
明徳義塾戦で9回表にマウンドに上がった時の事を思い出しました。
(当方、プロ野球のみならず、高校野球も好きなもので)

しかし、さすがに今日は完璧というわけにいかなかったか。
荒木に2塁打を許し、四球もあって2死1・2塁。
そしてアレックスの大きな打球…はひと伸び足りず、レフトフライ。
どうにか点を与えず、1イニングを投げきった松坂でした。
こんな連投でも結果を出す…もう言葉が出ません。

しかし、7点リードされている中日が、9回表に何と岩瀬を投入。
こちらも西武に点を与えません。
最後まで試合を捨てない中日の執念。

そしてそれは、その裏の最後の攻撃に繋がりました。
西武のマウンドは、もちろん守護神・豊田。
しかしそれをリナレス・谷繁の連続ヒットで攻め立て、無死2・3塁。
そして井上のタイムリーで、意地の1点!
この時のナゴヤドームは、テレビでもはっきりわかるくらい、
異常な盛り上がりでした。大きな点差があるとは思えないくらい。

それは、いずれにしろ今シーズンの終わりが近づいているのを感じ、
それを惜しむような最後の熱狂ぶりだったと思います。
そして最終回の中日の攻防にもそれを感じました。
もうこれが最後。全ての力を出し尽くそうと…

中日はさらに1点を追加。そこで最後の抵抗は終わりました。
最後は豊田が代打・渡邉をファーストフライに打ち取り、ゲームセット!
ライオンズ、日本一おめでとう!
伊東監督の胴上げ、プレーオフの時は悔しい思いで見ましたが、
今日は喜んで見られました。
ホークスファンとしては、やっと気持ちが楽になったような気がします。

確かにレギュラーシーズンは2位でしたが、
プレーオフ第2ステージ 3試合
プレーオフ第1ステージ 5試合
日本シリーズ 7試合
全部最終戦までもつれこんだ激しい戦いを全て制した
ライオンズの強さに、何の文句もつけようがありません。
今季の日本一にふさわしいチームです。そう断言できます。
ただ、中日も予想以上の頑張りと強さを見せてくれた事は
付け加えておきたいと思います。非常に面白い日本シリーズでした。

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私自身、野球にこんなに強く思い入れを持って見てきた年は初めてでした。
そんなシーズンが終わってしまって、今は何かいいようの無い
祭りの後の寂しさを感じているところです。

…って締めようと思ったら、
今「すぽると!」でライオンズのビールかけを見て、
そんな寂しい感情はいっぺんに吹っ飛んでしまったのですが。
ああ、これは明日からネタ探しの日々の予兆か…(笑)

by takanomichi | 2004-10-26 00:38 | プロ野球一般


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