それが鷹の道:WBC 2006
2006-03-21T23:10:40+09:00
takanomichi
大阪からホークスを応援し続ける私「浪花鷹」が書き綴る、ホークスやパ・リーグに関する雑記です
Excite Blog
ついに世界の頂点へ!
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2006-03-21T22:32:40+09:00
2006-03-21T23:10:40+09:00
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takanomichi
WBC 2006
「真の世界一を決める」戦いを制し、
本当に「世界一」になりました!我らが王ジャパン。
夢のように思っていた事が、今、現実のものに…
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WBC 決勝
[3/20(現地時間)・サンディエゴ] 日本 10-6 キューバ
1回の表からいきなりチャンス。
西岡が内野安打で出塁。
その後、韓国戦の時に続いて3番に入ったイチローが四球で出塁。
そして松中が、見送ればボール球かと思うような外角への変化球にバットを出し、
ショートへの内野安打に!
1アウト満塁のチャンスで、早くもキューバは投手をロメロからオデリンに交代。
しかし、オデリンは5番多村に押し出しのデッドボール!
試合の行方を占う上で重要な先取点は、あっけなく日本に入りました。
さらに2アウトとなった後、小笠原にも押し出しのフォアボール!
このあたりは、キューバ投手陣のコントロールが定まらないところで、
じっくり球を見ていく作戦が功を奏した感じ。
そして、続く今江が見事にセンター前に弾き返す2点タイムリー!
4-0と初回から大きくリード。
予想外の展開で日本有利に試合は展開するか、と思いきや…
マウンドに上がった松坂をいきなり襲ったのは、
パレの先頭打者ホームラン。
さすがにキューバ、取られたらすぐ取り返しにかかってきます。
しかし、やはり松坂は松坂でした。
舞台が大きくなればなるほど、この人は本当にすごいところを見せてくれます。
今日の松坂は得意のスライダーが高めに浮くなど、変化球は今ひとつでしたが、
ストレートが素晴らしく走っていました。
勝負どころは力でねじ伏せていく投球で、3回までに5奪三振。
2回にアウトを全て三振で取ったところは、まさに圧巻でした。
そして4回裏には、センターへ抜けようかというヒット性の当たりを、
川崎が超ファインプレーでアウトに!
バックの堅い守備も松坂を盛り立てます。
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初回に点を取り合った後は膠着状態が続きましたが、
5回表に、イチローの2塁打と松中のヒットで
ノーアウト1・2塁のチャンス。
それにしても今大会の松中、タイムリーこそ少ないけれど、
このようなチャンスメイクの役割を非常によく果たしています。
このチャンスに多村の打球はサードへ。
サードが好守を見せるも、イチローが好走で生還!
そして続く小笠原のレフトフライで、今度は松中が激走。
犠牲フライとなってもう1点追加!
欲しかった追加点がここで入りました。
しかし、ただでは終わらないのがキューバ野球の怖いところ。
それをまざまざと見せつけられたのは6回裏でした。
1アウトからショートへのゴロを、何と川崎がエラー。
するとここで畳み掛けるようにボレロ・ペセダ・ウルティアの3連打。
5回から登板していた渡辺俊介をとらえ、2点をあげて再び3点差。
加えて7回裏には、川崎がまたもショートゴロを落球。
そしてファーストゴロのベースカバーで入った
渡辺俊介がファーストからのトスを落球と、守りのミスが連発。
世界一への意識なのか…
嫌な流れはさらに続きます。
8回裏、1アウト1塁の場面で、
3番手・藤田からセペダがレフトへの2ランホームランを放ち、
この終盤に来てついに1点差。
恐ろしいまでのキューバの粘り…
しかし、それでズルズルといかないのが、
今大会での日本の強さの表れと言っていいでしょう。
9回表。
エラーで出塁した金城を1塁に置いて、
川崎、しっかりバントで送りたいところでしたが、
サードの好守にも阻まれ、2塁ホースアウト。
しかし、続く西岡のバント内野安打で1アウト1・2塁のチャンス。
ここでイチローがライト前ヒット!
2塁から川崎が一気に走り、最後はキャッチャーのブロックを交わして、
左手から滑り込みながら右手でベースにタッチするという「神業」で生還!
守りやバントのミスを何とかカバーしようという必死の走塁!
松中敬遠の四球で満塁となった後、またも「代打・福留」登場。
そしてまたも期待に応え、レフトへの2点タイムリー!
さらには小笠原の犠牲フライで、またも松中激走の生還!
10-5と大きくリードを広げました。
まさに全員が必死のプレーで、世界一へまた一歩近づきます。
しかし、これでもまだキューバは追いすがります。
8回途中から登板していた大塚をとらえ、
ペスタノの2塁打とパレットの内野安打で1点を返されます。
最大で5点差あった試合でしたが、気を抜ける場面は全くなく、
最後も緊迫した状況。
しかし、エンリケスを三振に取って2アウトとした後、
最後はグリエルを空振り三振に仕留め、ゲームセット!
初代の「世界一」は、見事に王ジャパンが勝ち取った!
ナインみんなの嬉しそうな顔、顔、顔…
本当に感動の場面でした。
チームの枠を超えて選手達を応援し、
最高の喜びの瞬間を迎える…こんな事は野球を見ていて初めてでした。
いろいろあったWBCでしたが、
見事に日本代表が優勝したからそう思うのかも知れませんけど、
本当にこの大会が行われてよかったと思います。
この日本代表チームの、このメンバーを見られた
という事は本当に素晴らしかったと思います。
選手達もまた、チームの枠を超えて一つになっているのが
はっきりとわかりましたしね。
「このチームで戦うのも最後かと思うと寂しい」というような
事を語っていた選手もいましたが、
見ていた人も同じ気持ちではないでしょうか。
私もそんな気持ちです…
間違いなく日本の球史に残る1ページ。
今日の日を忘れる事はないと思います…
選手全員が本当に全力で頑張ってくれたと思います。
そしてその結果、日本の野球が世界に通用する事を示してくれた
王ジャパンのナイン…
本当におめでとう!
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今、試合が終わって時間が経った後ですが、
何度も録画を見て余韻に浸っています(笑)
しかし、繰り返しますが、このチームを見られるのも
もう無いかと思うと、寂しいですね…
なんか「イチローに日本に帰ってきて欲しい」なんて、
一瞬思ってしまったんですけど、
これって私だけではないのでは?]]>
全員野球で雪辱果たす!
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2006-03-19T23:29:16+09:00
2006-03-19T23:37:32+09:00
2006-03-19T23:29:16+09:00
takanomichi
WBC 2006
なかなか均衡が破れない展開、
そしてその後に起きた怒涛の攻撃、
本当に見ていて力が入りましたし、その分喜びも大きく爆発しましたね!
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WBC 準決勝
[3/18(現地時間)・サンディエゴ] 日本 6-0 韓国
ここまで投手力を中心に守り抜いて、
準決勝まで駒を進めてきた我らが王ジャパン。
今日は結果的には6点差がつきましたけど、
中盤までは0-0で進む緊迫した展開。
それは間違いなく、上原の快投が演出したと言えましょう。
ストレートも走っていたし、変化球も切れていました。
何より上原らしいテンポの良い投球は、見ていて気持ちよかったですね。
そして、バックの堅い守りが上原の好投を支えました。
特に4回裏、イ・ジョンボムのレフトへの大きなファウルフライを
多村がジャンピングキャッチの超ファインプレー!
しかし、相手の先発、ソ・ジェウンも変化球主体でなかなかのピッチング。
1回と4回にイチローが見事なヒットを放ち、そして盗塁を決め
チャンスを作ったのですが、ともに後が続かず無得点。
打つのは打つのですが、しっかり芯を外されていました。
間の3回も惜しかったですね。
1アウトから川崎がライトフェンス直撃の2塁打!
青木フォアボールで1・2塁のチャンスが広がった後、
西岡の打球はヒット性の当たりでしたが、
不運にもサードの正面へ飛ぶライナーとなり、ダブルプレー…
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ジリジリする展開を打ち破ったのは、松中の一打でした。
7回表、先頭で打席に立ち、ライト線を抜ける2塁打。
2塁へ気迫のヘッドスライディング!
前半、前でイチローがチャンスを作ったのを悉くつぶしていただけに、
試合展開同様、本人もジリジリしたものを打ち破ったであろう一打でしたね。
次の多村がバント失敗の後に三振で、嫌な展開になりかけたのですが、
ここで代打・福留登場。
不調でスタメンを外れていた福留の気迫の一打は、
ライトスタンドへぶち込む2ランホームラン!
これで試合の流れが一気に日本へ傾きました。
それでも、ここで終わっていればまだ試合の行方はわからないところでした。
しかし、韓国3番手、キム・ビョンヒョンは一発を打たれて気持ちが切れたか。
小笠原への初球は、右太ももに当たるデッドボール。
続く里崎への投球は暴投で、小笠原は2塁へ。
そして里崎はレフトへあわやホームランのエンタイトル2塁打で、さらに1点追加!
韓国は、投手をボン・チュングンに交代。
メジャー投手リレーで凌ごうとします。
川崎はセカンドゴロに打ち取られたものの、里崎は3塁へ。
韓国、さらに投手をソン・ミンハンに交代して必死のリレー。
しかし、ここで代打で起用された宮本がレフト前へのタイムリー!
またも代打策的中で貴重な4点目。
さらには西岡のライト前ヒットで1・3塁とした後、
イチロー今日3本目のヒットはレフト前へのタイムリー!
この回、6本のヒットで一気に5得点!
そして、8回表は
多村が広いぺトコ・パークの左中間の最も深いところへぶち込む
ソロホームラン!
もはや勝負あった。
途中雨で中断したところで、7イニングを投げていた上原は降板。
あとは、8回を薮田がいつものようにしっかりと抑え、
そして9回は、昨年までこの球場のマウンドで投げていた
大塚が締めてゲームセット!
投打ともにスタメンも控え選手も、
みんなそれぞれに自らの役割をしっかりと果たして、
まさに全員野球で掴んだ勝利!
一度ならず二度までも屈辱を味わされた韓国に、
この準決勝で見事にリベンジを果たしました!
前回は確かに気迫で負けていたかも知れません。
しかし今日は逆に、日本チームの気迫が相手を上回っていたのでしょう。
力が均衡している時、勝利への強い気持ちが勝負を分ける…
やはり野球ってそういうところがあるものだな、
とあらためて感じた一戦でした。
その強い気持ちを持ったまま、いよいよ決勝の舞台。
「世界最強アマチュア軍団」キューバに挑みます。
ここまできたら、中途半端に勝敗予想なんてできません。
言えるのはただ一つ、とにかく思い切ってやってほしい。
この素晴らしいメンバーで戦う事は、
おそらくこのWBC決勝戦が最後になるのですから…
一時は盛り上がりに欠けるのではないかと心配されたWBCですが、
日本ではここへきて俄然盛り上がってきたように思います。
ナインもファンもムード最高潮で、いよいよ明後日(日本時間)
最終決戦です。]]>
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