それが鷹の道

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2005年 03月 29日

3/27 H-Fs戦:とんでもない試合の観戦記

[3/27のホークス]対ファイターズ 第2回戦 (ヤフードーム)
  ホークス 6-5 ファイターズ (延長11回)

5時間8分の大乱闘に、カブレラのサヨナラヒットで決着!
9回、相手のミスにもつけ込んで同点劇を生み出す!
宮地・城島、勝利を呼び込む猛打賞!
新垣、白星は逃すも9奪三振で手応え掴んだか?
中継ぎ陣と三瀬で必死の投手リレー!
 
b0040114_0213165.jpg…そんなわけで、現地で見てきましたが、
まあ本当にとんでもない試合でした。
ハッキリ言って、
試合の前半部分の記憶がほとんどありません(苦笑)
いろんな事があり過ぎです。
総じて言えるのは、ひと言で表現すると
「非常に荒れた」試合だったのではないかと思います。


とりあえず自分の記憶を整理しようと思って、日刊スポーツサイトのスコア速報を見て
記録を確認していると、あらためて昨日の試合の粗さを感じます。

なにせ両チーム合わせて
ヒット 23本 (H:12本、Fs:11本)
四死球 17個 (与四死球 H: 5個、Fs:12個)
残塁  25個 (H:14個、Fs:11個)
暴投   4回 (H:新垣、Fs:入来、横山、立石)
ボーク  2回 (H:新垣、Fs:トーマス)

加えて、ホークスは3度の盗塁死もあり、併殺も3回ありました。

この数字だけ見たら、ハッキリ言ってメチャクチャな試合です。
しかし、そのメチャクチャぶりは、試合をものすごくスリリングなものに演出した、
とも言えるでしょう。

盛り上がったり、愕然としたり…308分の試合の間に、どれだけ感情が動いた事か(笑)
どんな風に振り返られるか本人にもわかりませんが、とにかく試合を振り返ってみましょう。




b0040114_0234778.jpgホークス開幕2戦目の先発に指名されたのは、新垣渚
一方、ファイターズ先発はトーマス
ファイターズファンの方には申し訳ないですが「誰?」というのが
私の正直な思いでした。


b0040114_0265265.jpgこの日の新垣は、立ち上がりから良くありませんでした。
1回から4回まで毎回、得点圏にランナーを背負う苦しい苦しい投球。
結局3回表に、小笠原のタイムリーヒットでファイターズに先制を許します。
オープン戦後半、不調を極めた新垣。
やはりまだ調子は戻っていないのか。


b0040114_0281318.jpgしかし、5回・6回は人が変わったようなピッチング。
4回2死から6人続けて三振を奪う快投ぶり!
「ヒットを打たれるけれど、三振も奪う」
これはもはや、この人のパターンです。
結局この日は7回1/3を投げて、被安打9本。でも奪三振も9つ。


一方打つ方はといえば…
3回表に先制されたその裏、2アウト満塁のチャンスで、
カブレラがトーマスからデッドポールを受け、押し出しで同点。
その後、宮地の内野安打で、あっという間に2-1と逆転。

そして5回にも3安打でまた1死満塁のチャンス。
柴原の当たりはファーストゴロでしたが、フィルダースチョイスを誘い、
またまたおいしい1点で、3-1とします。

しかし…しかしです。
ホークス、ランナーなら1回から7回まで毎回出しています。
ヒットが5回までに7本も出たのに加え、
トーマスが4回途中までで7四死球を与える大乱調ぶり。

なのに、ホークスはせっかくチャンスを得ても、
まずい走塁死や併殺でチャンスを潰しまくって、なかなか点が入らない。
結果としては7回までに3点しか入らなかったわけですが、
本来はもっと点が入っていて当然の事。
そして、この後それが思わぬ形でダメージとなるのです。


b0040114_029071.jpg3-1、ホークス2点リードのまま迎えた8回表でした。
力投していた新垣でしたが、1アウト満塁のピンチを迎えて降板。
マウンドには、前日に気合のピッチングで見事なリリーフを見せた岡本が上がります。


しかし、打者・高橋信二への3球目。信じられない事が起こりました。
打球は高々と上がり、あろう事か、一塁側・ライト側スタンドから起こる悲鳴の中、
レフトスタンドに飛び込む逆転満塁ホームラン…


b0040114_029412.jpg2点のリードを奪われて迎えた9回裏。
マウンドにはファイターズの守護神・横山
いつもの私なら、負けを覚悟するところです。
しかしながら、遠路はるばる福岡まで来て、月に2回も負けを見るのは
(3/6のオープン戦観戦時も敗戦)、どうしても嫌でした。


そんな思いが通じたのでしょうか。
まずこの回先頭の川崎がレフト前へ、待望の今季初ヒット!
1アウト後、4番松中が右中間を深々と破る2塁打!
川崎が一気に生還して、1点差!

なおも続くチャンス。
スタンドはチャンステーマの「ワッショイ!ワッショイ!」のかけ声が響き、
盛り上がりは最高潮に。
流れはもう完全にホークスのもの。
ここで城島の当たりはショートゴロでしたが、これをショートが悪送球。
これで松中が3塁へ。
そしてその後に、なんと横山が暴投。
松中が生還して、ついに5-5の同点!

信じられない事が起こりました。
ただ、後が続かずこの回は同点まで。
延長戦に入りました
…って、この時点で試合開始から4時間以上経っていたのですが(辛)

b0040114_0303131.jpg8回表に一時逆転された後、ホークスのリリーフ陣は力投を見せました。
吉武・神内・倉野で無失点リレー。
しかし、11回の表に2アウトながら、1・2塁のピンチ。
打者に小笠原を迎えるという緊迫の場面。
たとえ同点でも、もうこうなるとこの人しかいません。
守護神・三瀬の登場です。


しかし、小笠原にはフォアボールを与えて満塁。
前日に続いて、また要らん演出をするのですか、三瀬店長。
しかし、続くセギノールを見事に三振に仕留め、ピンチを脱しました。
いやもう、心底ホッとしましたよ、この時は…


11回裏。
オープン戦から不振にズッポリ入ったまま抜けられない感じのバティスタが打席へ。
しかし、ここでようやく初ヒットが出ました!
その後2アウトにはなりましたが、
ファイターズ・立石が2つのフォアボールを与え、満塁の大チャンス。
その前の回(10回裏)にもまた、併殺でチャンスを潰しているだけに、
何とかここで決めてもらいたい…


打席にはカブレラ。この日はまだここまでヒット無し。
しかし、その2球目でした。
打球がライト線へ飛び、フェアグラウンドに落ちた瞬間、
ヤフードームのスタンドに、地鳴りのような大歓声!


b0040114_031744.jpg
殊勲のサヨナラヒット!
ナインが飛び出して、カブレラを迎えます。
ホークス、苦しい苦しい試合をものにして、見事に開幕2連勝!


b0040114_031359.jpg「神と熱狂的な福岡のファンのおかげ」
初のお立ち台で、カブレラはそう語りました。
次のお立ち台では、ぜひともズレータに教えてもらって、
「福岡、最高バイ!」と言って下さい(笑)


まあしかし、本当ならもっと楽に勝てたはずの試合です。
前述した通り、チャンスは何度もありましたから。
でも潰してばかりでした。

ただ、負けていた事も十分考えられるような試合を
2戦続けてものにしたという事は、ホークスの底力を示したという
言い方もできると思います。
それに、今でこそこうして冷静に振り返っていますが、
現場で感動の勝利を見て、勝利の白い風船を飛ばして、花火を見た私が
その時思った事は…
「勝てば何だっていい!」(笑)

見ていてとにかく疲れましたが、心地いい疲れでした。
こんな試合を見る事は、なかなか無いでしょうね。
ホークスのサヨナラ勝ちなんて、当然ながら関西で見る事はできません。
福岡でしかあり得ない事です。
この感動が病みつきになると…ああ、また福岡へ行きたくなります(笑)

最後に、紹介しきれなかった選手の写真を。

b0040114_0321112.jpg頑張ってくれた中継ぎ投手陣。
その1:吉武

b0040114_0333450.jpgその2:神内
b0040114_0341933.jpgその3:倉野

b0040114_0361224.jpg猛打賞その1:宮地

b0040114_037770.jpgその2:城島

b0040114_0374419.jpgいちおう、ファイターズ選手も。
SHINJOです。

b0040114_039293.jpg最後は、この人のヒップラインで(笑)

by takanomichi | 2005-03-29 00:39 | プロ野球観戦記2005


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