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それが鷹の道

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2008年 04月 12日

ちぐはぐなのも度が過ぎる…

4/11(金) 対ライオンズ 第4回戦(ヤフードーム)
 ライオンズ 8 - 3 ホークス
杉内、12個の三振を奪いながら、自己ワーストの8失点
鷹打線、拙攻にも程がある…15安打放つも13残塁
投打がまったく噛み合わず、またもや借金生活に

「前日の快勝の勢いで首位叩き!」と大いに期待した一戦でしたが、
結果は見るも無残な事に…
「どうやったら、こんなちぐはぐな試合ができるの?」と言いたくなりました。

敗れた原因を挙げだせば、いろいろとありますが、
やはり、まず杉内のピッチングですよね。
とにかく波があり過ぎました。
三振を取るか、連打を浴びるか、どっちかという極端な内容でした。
7回途中までに12個の三振を奪う一方で、
ひとたびピンチを迎えると歯止めが効かず、
結局10安打を打たれ、失点は自己ワーストとなる8失点。

不安定な杉内の投球内容に加え、守りも杉内の足を引っ張る場面が目立ちましたね。
3回表の井手の落球とか。
(井手は、先日のバファローズ戦でも守りでミスしたし、どうしてしまったんでしょうか?)
また、降板直前に取られた2点は、G.G.佐藤の打ち上げた球を、仲澤と柴原がお見合いするような形になり、
結局2人の間に球がポトリと落ちて、その間に2人のランナーが生還したというものでした。
記録上エラーではないとはいえ、何とも拙い守りでした。
この2失点で、止めを刺された感じになりましたしね。

打つ方は打つ方で、負ける時のお約束「拙攻」だったわけですが、
今日はその極みでした。
毎回の様にヒット積み上げ、結局打ちも打ったり、15安打。
しかし、ランナーを塁上に貯めては凡打でチャンスを潰すの繰り返し…
結局、残塁数は実に13に上りました。
そりゃ点が入らないわけですよ…
序盤は上手く打線がつながって得点しましたが、3回以降はサッパリ。
4回裏、1アウト満塁でこのところ好調の仲澤に打順が回りましたが、
結果は「ダブルプレーを取って下さい」と言わんばかりの、セカンド真正面へのゴロ。
あれは、今日のホークスの攻撃を象徴するようなシーンでした。

投打ともに、これほどまでにちぐはぐになる試合なんて、そうそう無いですよ。
テレビで見ていた私ですらイライラしたのだから、
球場で見ていた人なんて、ストレス溜まりまくりだったでしょうね。
結局、10安打のライオンズより多くヒットを放ち、
三振もライオンズからなんと16個も奪いました。
これでなぜ負けたのか、不思議で仕方ない(悲)

ただ、希望の光が見えた場面もありました。
8回に新外国人投手・ホールトンが、来日公式戦初登板。
三者三振という見事な日本デビュー!
長身から投げ下ろすストレートは、結構威力があるようですし、
チェンジアップも決まっていました。
今日の1試合だけで、あまり過剰に評価する事はできませんが、
上手くすれば、貴重な中継ぎ投手になってくれるかも…

9回に登板した、これまた今季初登板の小椋も良かったですねえ。
元々、ストレートの威力は文句無しですが、
今日はコントロールもまずまずで、きっちり三者凡退で1イニングを抑えました!

この2人に藤岡を加えた一軍昇格組が、リリーフ陣を立て直してくれたら…
そんな期待がかかります。

「打線もチャンスを作るところまではつながるので、あとは決定打さえあれば」
「中継ぎ投手陣は新しいメンバーが良さそうなので、あとは先発投手が頑張れば」
そう考えてみると、まだまだ前向きになれます。

そうそう。今日は「松中応援デー」という事で、
松中が打席に入ると、スタンドでいっぱい旗が振られていましたね。
その松中は、3安打&犠牲フライの1打点と、
応援デーにふさわしい活躍ぶりでした。
打率も3割を大きく超え、いよいよ復調ですね。
あとは、復帰したばかりの小久保にエンジンがかかってくれば、
一気に流れが良い方向に向かうでしょう。

これ以上ライオンズを走らせないためにも、
土日の試合は大場・和田でしっかりものにして欲しいです。

by takanomichi | 2008-04-12 01:30 | Hawks 2008


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