2008年 07月 03日
7/2(水) 対バファローズ 第10回戦(京セラドーム大阪) バファローズ 7 - 6 ホークス (延長10回) 終盤、猛攻で5点差を追いつくものの、延長戦で力尽きサヨナラ負け 初先発のホールトン踏ん張るも、6回に崩れる 4連敗…交流戦で作った貯金を食い潰していく… まあ、試合を見終えて、とにかく疲れだけが残りました… ホークスは初回に先制したものの、その後サッパリ点を取れず。 中盤に集中打を浴び、大きな点差をつけられてガッカリ。 しかし、8回・9回の攻撃で5点差を追いついて、大盛り上がり。 でも、逆転の機会を逃して、またガッカリ。 本当に、何度も感情が揺さぶられた試合でした。 落胆したり、感激したり、ラジバンダリ!(違) …まあ、そんな事言ってる場合じゃないですよね。 最後は力尽きてサヨナラ負けですからねえ。 公式戦初先発のホールトンは、まあ頑張ってくれた方だと思います。 5回まで被安打わずかに2本は、立派なものでしょう。 ただ、やはり長いイニングを投げるには、無理があったか。 6回裏に、ローズに2点タイムリーを浴びて逆転を許し、 さらに続く北川に四球を与えたところで、無念の降板。 ここで代わった久米が踏ん張ってくれたら、まだ良かったのです。 しかし、今日は久米らしからぬピッチング。 一輝、後藤に連続タイムリー2ベースを浴びて、3点を失いました。 結局、6回裏に5点を失ったホークス。 続く7回裏は、三瀬が簡単に2アウトを取ったかと思えば、 カブレラにソロホームランを浴びて、6-1と点差は5点に広がりました。 そして、この1点が最終的に響いてこようとは、この時は知る由もなかったのです。 それどころか、正直、この時点で今日の試合は終わったかな、と思いました。 しかし、ここからホークスが反撃開始。 先頭の代打・辻が2塁打で出塁すると、本多のセンター前ヒットで辻が一気に生還。 1点を返しました。 さらには、続く川崎もヒットを放ち、 ここまで苦しめられていた、バファローズ先発・中山をマウンドから引きずり下ろします。 バファローズはこの後、小刻みな継投で逃れようとしますが、 松中もヒットでノーアウト満塁のチャンス。 レフトスタンドからは、チャンステーマ「それが鷹の道」が流れ、大盛り上がり。 そして、このビッグチャンスに小久保がレフト線への2点タイムリー! これで、辻から何と5人連続ヒット! 大村がキッチリ送りバントを決め、1アウト2・3塁にした後、 代打・柴原のショートゴロの間に、3塁ランナー松中が生還して、ついに1点差! ホークスの猛攻は、まだ終わりません。 9回表、1点リードのバファローズは当然の様に、守護神・加藤大輔が登板。 しかし、いきなり松田が2塁打を放つと、 続く辻には、何とヘルメットに当たるデッドボール。 辻はその場に倒れましたが、自力で起き上がって一塁へ。 あの加藤の快速球が悪い所に当たっていたらと思うと、ゾッとします。 辻が無事で何よりでした。 しかし、加藤は危険球を投げたという事で退場。 バファローズにとっては、予測さえしてなかったであろう事態が起きました。 急遽登板となった川越を攻め立て、本多の当たりはライトへの大きな当たり。 が、下山がナイスキャッチ。 しかし、2塁ランナーの松田がタッチアップで3塁に。 このチャンスに、川崎がセンターへの犠牲フライ。 松田が生還して、ついに同点! この回も「それが鷹の道」が流れ、大盛り上がりでした。 1日に2度も流れるのは、珍しい事です。 この後、辻が2塁へ盗塁、さらに捕手の悪送球を誘い、3塁まで進んで、 チャンスがさらに広がるのですが、松中が三振で同点どまり。 その裏は、ニコースキーがゼロで抑えて、 試合は延長戦に突入しました。 正直、ニコースキーが登板する時、スタンドの一部から「エ~ッ」という声が上がったのですが、 そんな心配を断ち切る投球でした。 10回表。 ホークスは小久保の四球と大村のヒットで、ノーアウト1・2塁と絶好のチャンス。 ここで的山が手堅く送る ・・・と思いきや、何とバスターでヒッティング。 結果は、最悪のセカンドゴロ併殺… この時は、一瞬、何が起こったのかと思いました。 奇襲作戦は裏目に出てしまい、結局この回は無得点。 そうなると、この裏を投げる投手が、何としても踏ん張らなくてはいけない。 その役割を託された柳瀬でしたが、 カブレラのヒットと塩崎の四球で、1アウト1・2塁のピンチ。 そして、下山が2塁走者の代走・森山との、絵に描いたようなエンドランを決め、 レフト前へのサヨナラタイムリー… ホークス、悔しすぎる敗戦。これで4連敗。 …と、まあこの様にいろいろあった試合でしたが、 今日のホークスの敗因は、私が思うに、何かにつけて「詰めが甘かった」事に尽きると思います。 先発が崩れた後、さらに傷口を広げてしまった、久米や三瀬のリリーフ陣。 9回表、一気に逆転のチャンスがありながら、同点で終わった事。 10回表、みすみす勝ち越しのチャンスを潰した事。 その裏、柳瀬が踏ん張れずサヨナラ負け… 何かにつけて「詰めが甘かった」と言えるのではないでしようか。 交流戦でせっかく6つの貯金を作ったのに、この4連敗で、どんどんその貯金を食い潰していってます。 そして順位も再び4位に転落。 後半戦が始まったばかりだというのに、早くも正念場を迎えたホークス。 明日は何をどうしてでも勝たねばならぬ! 抑える時はキッチリ抑え、点を取れる時にはしっかり取るという、 隙の無い野球は、優勝するチームの必須要件。 明日は、ホークスにそんな野球を見せて欲しいです。
by takanomichi
| 2008-07-03 01:26
| プロ野球観戦記2008
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